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笹本稜平 『太平洋の薔薇』(光文社文庫、2006年)

そこそこ面白かった。こういうのは、下巻いってからのリーダビリティが半端ない。バラバラだった事件・人物・組織が交わる瞬間、うおーっとなる。この先、この人の小説を読むかどうかはわからない、くらいの面白さ。
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読んでみた。が、これは、面白い・・・のか? 小難しそうな(だけど大して面白くない)文章が書いてあると、シラケてしまう。とりあえず『クビシメロマンチスト』も買ってみたので読んでみよう。
さむいさむい。今日も寒い。本当に夏は終わってしまったのか。

帰り道に行きやすいのは、小さめ、もしくは中くらいの本屋。必ずあるのが、江原某のスピリチュアル系のコーナーと、嫌韓やら反中やら日本がどうやらのコーナー。月刊誌のコーナーは『文藝春秋』『諸君』に『正論』。『世界』はもちろん、『論座』すら置いてない。売り上げチャートを占めるワケノワカラン本たち。
本屋でさえこうなのだから。

DJ QUIETSTORM / Jigajisan (中目黒薬局) CD
CUT CHEMIST / The Audience's Listening (Warner Brothers) CD
LILY ALLEN / Alright, Still (Emi) CD
AMEN ANDREWS VS. SPAC HAND LUKE / ST (Cat) CD
REBEL FAMILIA WITH MAX ROMEO / Babylon Fall (Universal) CD


DJクワイエットストームのアルバムが素晴らしい。この人の音楽を聴くのは初めてで、どんなもんかと買ってみれば、いやーなんとも最高なレイドバック&チルアウトなヒップホップだった。サイケっていうのはよくわからないけど、ロックっぽい音のサンプリングが多く、やっぱ夏はロックだよな、と過去に想いを馳せ、しみじみ聴いている。ここまでリピートさせて聴くのって久しくなかったかも。これはマジで大絶賛。
これに比べると、カット・ケミストのはイマいちよくわからない、というかまだあんまり聴いてない。

リリー・アレンは良いですね。こうやって自然にレゲエを取り入れてくれるなんて、問答無用で好きだ。間違いなくG.RINAと比較されるだろうけど、かなりベクトルが違う感じ。こっちは相当ポップ=大衆的。G.RINAより、普通の人に薦めたくなる感じ。両方スキです。
先週は半袖ではいられないほど寒かったのだが、ここ2日はやっと夏らしい。
今、部屋の温度計は27℃。だけど、窓全開にすればそれなりに風通しも良く、暑苦しさは微塵もない。さすが湿度40%。
北海道の夏。
コニー・ウィリス『航路』(ソニー・マガジンズ、2002年)

 臨死体験がテーマのSF小説。面白かった。『犬は勘定に入れません』を買ってしまったほど。でも、訳者が大絶賛してるほどの衝撃も感動も受けなかった。SFってほとんど読んだことないので、ちょっと興味沸いた。

有川浩『図書館戦争』(メディアワークス、2006年)

 とにかく会話文が寒い小説だったけど、『華氏451』的な、本をめぐる政府の管理・支配と、それに立ち向かう図書館職員、というのは面白い。でも会話が考えられないものばかり。

池上永一『シャングリ・ラ』(角川書店、2005年)

 途中までは、めっぽう面白くて物語に引き込まれまくった。ゲーム的、アニメ的なSF世界はまったく馴染みがなく、いまいちわからないが、めまぐるしい展開にハマる。温暖化がもたらす階級社会=即いのちの格差につながる社会。ただ、後半の少年漫画的な展開&右翼的な展開には少々呆れた。
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